コンパクトカーは街乗りでは使えるけど高速道路では厳しいよね。というコメントも見かけますが、実際ファミリーカーとしてフィットGP5 (1500cc)に乗っている私の実体験を紹介いたします。
結論としては、4人乗車しても何ら問題ないです!! 最長、首都圏から岩手県まで高速で往復したことがありますが、何ら問題ありませんでした。
コンパクトカーを購入しようかと悩んでいるけど、高速道路で使えるか悩んでいる方の参考になればと思います。
コンパクトカーが高速厳しいと言われる理由
- 排気量が小さく、エンジン音が大きくなる
- 追い越しのアクセルペダル操作による疲労
- ホイールベースが短く安定性に欠ける
- 車体剛性にか欠ける
といった声が多いかなと思います。が、月1回程度の長距離旅行(200km前後)であれば正直全く気になるレベルではないと思います。もちろんそれ以上の距離も問題ありません。約600km離れた岩手まで往復したので間違えは無いかと。
法定速度基準に走っており、追い越しもしますが家族4人乗せても全く厳しいと思ったことは有りません。もちろん、他車で高速を走ったことが無いので比較すると劣る箇所があるのかもしれませんが、相対比較しなければ必要十分なレベルだと思ってます。
コンパクトカー高速道路でもクルーズコントロールがあればかなり快適
コンパクトカーに限りませんが、高速道路ってアクセルをずっと踏み続ける必要があるので排気量かかわらず足が疲れます。たまに伸縮して疲労を取りたくなるのですが、高速道路ではなかなか難しいですよね。
私のフィットにはクルーズコントロール(アクセルから足を離しても、指定した速度で走り続ける)がついており、この機能を多用することで高速道路での足の疲労はかなり軽減されます。
なお、最近の車ではオートクルーズコントロールという機能に発展しており、前の車両を見つつ自動で速度を調節できるような車も増えてきてますので、ファミリーカーで旅行を考えているのであればぜひつけておきたい機能だと思います。
コンパクトカーで高速道路を走るメリットは燃費!!
コンパクトカーで高速道路を走ることを不安視する声が多いのですが、メリットもあります。それは、燃費がかなり良いということ。私の車は高速道路を法定速度で巡行すると22km/ℓぐらいの燃費をたたき出します。
たまに、追い越し等をして速度の加減速を行っているので80km/hで巡行するとおそらく25km/ℓ程度は行くのではと思います。排気量が大きい車ではここまでの燃費は出せないので、コンパクトカーならではのメリットだと思います。
高速道路を数百km走るとガソリンが足りなくて高速道路のガソリンスタンドに立ち寄って、痛い出費をする可能性が低いことはうれしいですね。
コンパクトカーで高速道路追い抜きは余裕
高速道路を走っていると、トラックは80km/hで走っているので100km/hで走りたい方は追い抜きしたくなりますよね。4人 + 荷物積んでいても全然余裕です。多少エンジン音が大きくなりますが、実用上全くなくスムーズに追い抜きすることが可能なので全く心配する必要はないと思います。
コンパクトカーは横風にあおられにくい
コンパクトカーは高さが抑えられているので強い横風等にあおられることもほとんどないです。車高の高いSUVやワンボックスカーでは強風だとあおられて怖い思いをすることになります。
とはいえ、強風時はそもそも速度を落として安全運転で行きましょう。
排気量1000ccのコンパクトカーで傾斜のきつい上りは少しきついかも
高速道路で傾斜のきつい上り道はほぼ無いと思いますが、先日出先でレンタカーで日産マーチ(1000cc)を借りる機会がありフィットGP5(1500cc)との差を感じました。
共に4人乗車しての状態ですがフィット1500ccの場合は、加速も余裕でこなせるのですが、マーチ1000ccの場合は、べた踏みしない限り全くと言っても良いほど加速しません。これはかなりきついなと思ったので、様々なユースケースで使いやすさを求めるのであれば1500ccのコンパクトカーを選択した方が良いと思います。
まとめ
以上、コンパクトカーで高速道路を問題なく走れる理由を並べてみました。法定速度内の通常の運転をしていれば、全く問題ありませんので是非ファミリーカーとしてコンパクトカーも選択肢に入れて検討してみて下さいね。
とはいえ、もう少しパワーが欲しい、室内空間が欲しいと乗り換え検討も考える必要が出てきた場合は、カーセンサーで中古査定がおすすめです。一括査定できるので、自分の車の価値を最大限引き出すことができ、損することなく乗り換えが可能です。