首都圏おすすめファミリーカー シエンタファンベースとフリード+を比較してみた

シエンタとフリード+比較
シエンタとフリード+比較

2024年9月でフィットが2回目の車検になるので、乗り換え検討で

  • シエンタ ファンベース(5人乗り)
  • シエンタ (7人乗り)
  • フリードプラス (5人乗り)

を比較してみましたので、コンパクトカーから少し大きなファミリーカーを検討されている方は参考にしてみて下さい。

シエンタ、フリードはデカすぎず、小さすぎず、首都圏ドライバーにはちょうど良いサイズ感

なぜ、シエンタ、フリードかというと、ちょうど良いサイズ感だからです。

首都圏の道って狭いですよね。そこまでドライビングテクニック無いのでこれ以上大きいと、取り回しが大変だし、これ以上大きくても持て余すかなということで、フリード、シエンタで探すことにしました。

フィット、シエンタ、フリードのサイズ感を比較すると

フィットシエンタフリード
全長3,955mm4,260mm4,265mm
全幅1,695mm1,695mm1,695mm
全高1,525mm1,675mm1,735mm

となり、シエンタとフリードは長さ、幅がほぼ同等で高さがフリードの方が60mm高くなります。

自分が運転で気になるのは全長なのでフィットから約300mmぐらいであれば、何とか操れるのではというところからフリード、シエンタに目を付けました。

フリード(6人)乗りは、3列目シートがはね上げのため候補外

あれ、フリード(6人)乗りはなぜ選択肢に入ってないの?と思われた方もいらっしゃると思いますが、フリードは3列目シートがはね上げ式で、収納スペースをかなり削られます。

これはキャンプ道具を積む際にかなり影響するので候補から外すことにしました。実際、フリードでキャンプを始めた知人も『はね上げの椅子が邪魔』と言っているぐらいなので、荷物を積む用途で使う場合は避けておいた方が賢明でしょう。

なお、シエンタ(7人)乗りは3列目シートが2列目の下に収納されますので、まぁ許容範囲内ということで候補に入れております。

フリードプラス、シエンタ、シエンタファンベースのグレード、お値段

共にガソリン、ハイブリットでラインナップがありますが、ひとまず最安を知るという意味でガソリン車を例に一覧表にまとめてみます。

グレード値段
フリードプラス G2,424,400円
シエンタ X1,850,200円
シエンタ G2,098,000円
シエンタファンベース X1,809,500円
シエンタファンベース G2,057,000円

シエンタは7人乗りと5人乗りで約50,000円差があるようです。で、中古車を探していると面白い現象が発生していて、シエンタ7人乗りの方が約300,000円程度安いのです。

トヨタディーラーの人に聞いてみたところ、ファンベースの球数が少ないため逆転現象が発生しているとのこと。そんなに7人乗りの需要があるとも思えないのですが、世の中の流れとしてはそうなっているようです。

なお、フリードプラスGとシエンタファンベースの差額が約600,000円とかなり大きいのですが、これはトヨタは機能の大半をオプションとしているためです。

例えば、クルーズコントロールや衝突防止機能などをつけていくとフリードプラス相当の乗り出しにはなってしまうのかなという感覚です。

ので、元からある程度機能をついている方が良いという方はフリードプラスを選んでしまった方が早いし、できるだけ値段を抑えたいというのであれば、シエンタを選択した方が良いのかなと思います。

ちなみに、中古市場の感覚としては

フリードプラス G1,500,000~
シエンタ X1,100,000~
シエンタ G1,200,000~
シエンタファンベース X1,500,000~
シエンタファンベース G1,600,000~

ぐらいの価格です。 やはり、シエンタ7人乗りが最もコストを抑えられますね。

フリードプラス、シエンタ、シエンタファンベースの室内比較

ネットで調べていてもよくわからなかったので、実際中古車を見てきました。

まずは、フリードプラスから紹介していきますね。2列目シートを倒すとこんな感じです。シートの倒し方はシエンタファンベース比較で手間がかかるなという印象です。

フリードプラスの特徴は、荷台の下にも荷物を格納できるスペースが確保されているという点です。シエンタファンベース比較でこの部分の分だけ荷物が載るイメージです。

車内のスペースですが、こちらもシエンタ比較でフリードプラスの方が広く感じられました。1列目、2列目間の長さを測ったところ

車種1列目、2列目シート間隔
フリードプラス34cm
シエンタ25cm

となっていました。

この10cmの差は大きくて、2列目の人はだいぶゆとりをもって過ごせそうですね。

次はシエンタファンベース(5人乗り)を紹介します。

荷台はこんな感じで、フリードプラスの荷台下を除くサイズと同じでした。写真を撮り忘れたのですが、2列目シートは肩口にあるレバーを起こして前に倒すだけだったので、フリードプラスよりかなり簡単にフルフラットが作り出せる仕様となってました。

ちなみに、荷台の下にも少し小物収納スペースがありましたよ。シエンタ(7人乗り)は荷台はファンベースとほぼ同等なのですが、3列目シートが2列目シートに収納される分、少しデコボコした荷台となり、ちょっと使いにくいかなという感じです。

フリードプラス、シエンタ 細かな仕様差

その他、自分が車を検討するうえで気になったスペックを下記表にまとめておきますね。

車種最小回転半径最大出力タイヤサイズクルーズコントロール
フリードプラス5.2m96kW185/65/15ほぼ有り
シエンタ5.2m80kW185/60/15オプション

街乗りのハンドリングで気になっていた最小回転半径は同じ。高速道路をよく使うので最大出力も調べてみましたが数字上はフリードプラスの方が高いようですが、これは正直乗ってみないと何ともですね。

地味に違うのはタイヤサイズ。現状のフィットと互換性があるのはシエンタなのです。スタッドレスタイヤを伸長するとまた費用が60,000円程度かさむのでここは少々悩ましいポイントです。ただでさえ、フリードプラスの方がお高いので…。

もう一点ポイントはクルーズコントロール有無です。フィットに搭載されているので高速道路などで多用していおり、便利さを知っているのでできればついている方が良いのですがシエンタはオプションのため、中古車市場でついている車種が少ないのです。

まぁ、そのため安いのですが…。

安く買いたいならシエンタ、良いものを買いたいならフリードプラス !!

こんな感じで色々調べてみて、自分なりにまとめてみると

  • 安く買いたいならシエンタ
  • 良いものを買いたいならフリードプラス

という感じでしょうか。価格差約400,000円程度あるので、年7,000kmでペイできるかを考えちゃうとシエンタでも良いかな~というのが現状の自分の感覚です。

ただ、フリードも2024年新型が発表されて、今後中古値段も下がる可能性もあるのでもう少し様子を見つつ乗り換えを検討しようと思っております。