ファミリーキャンプを始めるにあたって一番頭を悩ますのはテント選びですよね。おそらく道具の中で最も高く、長く使う製品。
ドーム型、前室ありテント、2ルーム型など色々ありますが、3年程度ファミリーキャンプをこなした感じでは、ドーム型が最もお勧めできる製品だと思ってます。
なぜドーム型をお勧めするかを『ドーム型』『前室ありテント』『2ルーム型テント』を比較しながら語っていこうと思います。
ドーム型テントは拡張可能で設営が楽
ドーム型テントは汎用性が高いテントだと思ってます。理由を挙げると
- タープと結合して前室を作ることが可能
- 家族の人数増えたらドーム型テントだけを買い替え可能
- 設営が面倒だったらドーム型テントだけでもキャンプはできる
なのですが、都度タープを張るのも大変ですよね。もちろん、映えを気にする方は頑張れば良いのですが、ファミリーキャンプだと、
- 子供の面倒を見ながら設営が必要
- 道具も多く設営撤収が大変
- キャンプ前にレジャーしていて夕暮れになって時間がない
なんて、色々トラブルが発生するのです。そういった時は、もうあきらめてドーム型テントだけ立てて、青空の下でご飯を食べればよいわけです。
設営が楽ということは、撤収も楽で2度お得感があります。
必要最低限のものでキャンプ時間を有意義に過ごすためにも『ドーム型テント』おすすめです。
前室ありテントは正直前室が中途半端
私は前室ありのモンベル クロノスキャビン4を使っているのですが、ドーム型に前室が付いたテントの前室は中途半端です。
4人家族だとテーブル、椅子すべてが収まりきらないし、前室のタープ連結の左右部が出入り時に意外に邪魔なのです。
また、夜は前室を閉めることになるのですがテーブル、椅子などをすべて入れることが難しいです。結果、非常に中途半端な用途(使いにくい)となってしまいます。
こればっかりは使ってみないと分からないと思いますが、正直前室アリのドーム型テントはお勧めできません。
クロノスキャビン4については『テント モンベル クロノスキャビン4』で紹介していますので参考にしてみて下さいね。
とは言っても、ドーム型テントとタープを張るのも大変だし、2ルームは無理!!と思っている方はもう少し前室が広く、高さもあるコールマンのタフワイドドームVはいかがでしょうか。
値段もリーズナブルでとっかかりにはお勧めできるテントです。ただし、モンベルのクロノスキャビン4と比較すると収納袋が大きく、重量も増えるのでデメリット含めて検討してみて下さいね。
2ルームテントはデカい、設営大変だが居住性は良い
キャンプ場を眺めて思うことはファミリーキャンプしている方はたいてい2ルームテントを使ってます。
広いので居住性は良いのは認めますが、ヨーイドンで設営開始しても『ドーム型』、『前室ありドーム型』の方が圧倒的に設営時間が短いです。
ちなみにクロノスキャビン4は20分もかからないうちに張り終わりますが、2ルームテントを買ったキャンプ初心者の話を聞いたところ初回設営時間は3時間かかったとのこと。
何しにキャンプに行っているかわかりませんね。
また、設営時間がかかるということは撤収時間もかかるということ。そして、大きいので重いかさばる。
自分はキャンプ帰宅後毎回テントを干すのですが、2ルームテントだと絶対に無理ですね。つまり、劣化も早いということ。大は小を兼ねると言いますが、テントばかりは色々考える要素あるので選択は慎重にした方が良いと思います。
ちなみに、キャンプ場でよく見るテントは、スノーピーク、コールマンです。
ファミリーキャンプでお勧めできるドーム型テント
今買うならという観点で再度メジャーどころのドーム型テントを眺めてみましたが、お勧めできるのは1つだけ。
モンベル クロノスドームです。
人数ごとにラインナップがあって3~4人家族であればクロノスドーム4がおすすめです。
お勧めできる理由は、前室が無くてTheドーム型だからです。このメリットは設営が簡単になるだけでなく、タープを張った時に連結が容易になるというメリットもあります。
まとめ
ファミリーキャンプでおすすめのテント形状を紹介しました。
設営、撤収を楽にすることで時間、心の余裕ができ、予想がつかない子供の相手も可能となります。